合掌して「ありがとう」言う奴が気になる
こんばんは。
少し肌寒くなってきましたね。
バイト先の塾の生徒たちが長袖を着て勉強するようになってきました。
お前ら袖の長さぐらい簡単に学力も伸ばせたらいいのにな。はっはっは。
と内心思っています。
そんな話はさておきですよ。
こういう奴いません?
特定のシチュエーションの時だけ手を合わせながら「ありがとう」言う奴。
普段は全然手合わせてないくせに急に合わせだす奴。
あれマジでなんなんですかね。
芸能人がやたらやってるイメージありますけど。
唐突に手合わせて許されるのはお坊さんと鋼の錬金術師だけです。
いや、いいんですよ。
普段からやってるんならね。
日常生活の「ありがとう」で合掌してるならこっちも納得いくんですよ。
でもやってないじゃないですか。
やってないんすよ。
たぶん「いただきます」の時とかも合掌してないです。
おじいちゃんおばあちゃんが亡くなっても合掌してないと思いますよ。
この一族の恥め。
ちなみに僕は未だにおばあちゃんの墓がどこにあるか知りません。
おばあちゃん子だったので突発的に墓参りに行こう!と思い立って一人で霊園まで行くことがたまにあります。
今回こそはババアの墓石見つけっぞ!と意気込むんですが、いまだに見つかっていません。
そんなに大きい霊園ではないので、半径50メートル以内にババアの墓があるな。と認識できるのですが、まだ墓石の特定には至ってないです。
霊園って地域性が強いので、同じ名字の墓がたくさんあるんですよね。
なので、自分と同じ名字の墓石を見つけて「おばあちゃんみっけ」などとつぶやきながら近づいても、
「知らんおっさんの墓やんけ!」
「知らないばばあだった…」
とかなるわけです。
ミニコントやってるみたいに思えてきて、いつも20分ぐらいであきらめて帰ります。
でもよく考えると、まあまあ大きめの石に向かって近況報告したり泣いたりしてる光景って違う文化圏の人から見たら異常ですね。
石のこと友達やと思ってんのかな。とか思われそうです。
話を戻しますが、とにかく合掌してないでしょ普段。
なのにアイツら海外ロケと国際映画祭の時だけ合掌するんですよね。
癪に障るわあ。
俺の癪に勝手にさわるなよ~。
デリカシー無いんか。
やってらんないですよ。
日本を飛び出した途端に合掌しだすんですもん。
「当然やりますが…」みたいな顔しながら手を合わせるもんやから困惑しますよね。
地味顔の奴がスポーツで全国大会に出たことを知った時ぐらい困惑するんです。
顔が地味な人ほど運動神経よかったりしますが、見た目とのギャップが大きいせいで脳がバグるときがあるのでやめてください。
唐突に飛び出した合掌はどこから来てるんでしょうか。
なんの由来もなく出てきたのであれば親知らずと同じカテゴリーです。
「一丁クールジャパンやりますか…」という態度が鼻につくし、そもそも合掌しながらありがとう言う文化は日本にはないです。
「日本の代表としてこのような栄えある賞を受賞できて~」とか言ってるわりにインド式のあいさつしてしてるの滑稽ですよね。
お前らインドの回しもんかよ。
ガンディーガチ勢?
たぶん、“背負ってる”と思い込んでるんですよあの人たち。
自分が日本文化を、もっというと日本と言う国を背負ってるんやぞって。
そして日本っぽい振る舞いをしようという想いが強くなりすぎるあまり、日本を飛び越えてインドまでいっちゃうわけです。
背負ってんじゃあねえよ。って話ですけどね。
こっちとしては全く背負われたいなんて思ってないのに勝手に背負ってそのままインド旅行ですよ。拉致け?
背負われたいと思ってないのに背負ってくるって、少女漫画の主人公ぐらい強引ですね。
ヒロインが体育祭で捻挫して歩けなくなっちゃったところに颯爽と現れるやつですよ。「ほら」とか必要最低限の言葉で背中に乗れって促すんですよね。ほんでヒロインは一旦断るんですけど主人公が無理やり背負ってみんなが見てる中保健室まで運ぶわけですよ。ほんで二人きりの保健室で初めてのキス。やってらんね~!!
何やってんのー!!
何やってんの保健委員~!!
タンカ持って来いよ早く~!!
やってらんねーーー!!!
まあそんな話はいいとして。
留学中に出会う外国人が知ってる日本語をぶつけてくるというイベントが頻繁に発生してたんですけど、ありがとうを言うときの奴らも合掌してましたね。
きっと海外でイキっている芸能人の所作を日本の文化やと勘違いしてしまっているようです。
最初のうちは「ジャパニーズを代表して私が…」という思いで
「ノーノー!!ノーノーノー!(それ間違ってるよ)」
なんて言ってたんですが、4,5回目ぐらいからどうでもよくなって一緒に合掌してました。
そういう意味では僕も間違った文化を広めてしまった日本人の一人なので責任取って死にます60年後ぐらいに。
おわり。